『ソレミテ～それでも霊が見てみたい～』第二夜感想

月刊誌だから月一で出ているはずなのに、月末発売のせいかやたら間が空いて感じるヤングキングアワーズ。待ってましたの『ソレミテ』第二夜です。
今月は『ドリフターズ』の休載もあってやたら薄い薄い言われていましたが、コミックフラッパーを購入していた者からすれば本当に薄く感じますね。いや、コミックフラッパーが頭抜けて厚いんですが。

第二回目の今回はいかにも心霊スポットな、というか有名な「千駄ヶ谷トンネル＋α」です。
…各話のタイトルが無いから「引き」の言葉が考えづらいなぁ。


※以下単行本派の方注意（出るか知りませんが）

 

前回は超ホームですが今回は初ロケということになるのでしょうか。
地方の人間にはイマイチピンときませんが、「千駄ヶ谷トンネル」でございます。名前で検索しただけで即心霊話が出てくるのはさすがと言ったところ。

メンツは前回の４人に加え、新たに（武闘派っぽい）編集１人を迎えた計５人。それにしてもマンガの編集者というのはキャラが濃くなくちゃできないんですかね？誇張はされていると思いますが、この手のレポートマンガにありがちと言うか。ホントはたから見てる分には楽しそうな職場ですよね。

さて期待されていた千駄ヶ谷トンネルですが、時刻が早かったのか、普通に車通りも多いし思ったより明るいしで全く出る気配なし。
しまいにはトンネル内に住んでいる人がいるという始末。しかも２人も。
個人的には幽霊だなんだより、この現実が何よりも恐ろしいです。事情があるとか自業自得だとか、それでもトンネル内に住むに至るまでにどのような経緯があったのでしょうか？

これでは気持ちがおさまらん！ということで、今回はさらに青山霊園にまで移動。
なにせ霊園ですからね、雰囲気はばっちりに決まって…ませんでした。
９時過ぎくらいではまだまだ明るいようです。主にビルの明かりで。一部暗がりを見つけましたがそれでも何も写らず。最終的にはカエルに和んでしまう面々。

…第二夜にしてまずい流れになってきてしまったように感じます。まだ企画も始まったばかりで手探りの部分もあるかもしれませんが、今回はマンガにするの苦労したんじゃないかなぁと思います。なんとかネタをひねり出した感が。
まぁこれに関しては、つい先日のツイート（ロケ中の様子を少し実況してました）を見る限り、四～五夜目くらいはかなり期待できる（作品の趣旨に沿った意味で）内容になるのではないかと思われます。
一応今回のラストページの柱のアオリで三夜目はマジ恐怖と言っているのでそれも期待。

あと特筆すべき点は…安達さんが私好みのポニテになってたことですかね。え～以上です。

あ、メンツに他のマンガ家さんも加わるかなぁなんて期待してましたが、今回の水上悟志さんは話の上での登場。スケジュールとかもありますしね、無謀な望みですね。
個人的には同誌に連載しており通称が似ている「あの作家」が参加したら面白そうだとは思うのですが、多分、いや絶対相性悪いだろうなぁあの二人。めがね好きな点は共通しているのに。

その他の作品の感想
『それ町』…コミックス全巻読んだので話についていけるように。城嶋さんいいひとだけど、さすがに「ズキンちゃんだけでいいよ」発言はなんか色々問題があると思います。
あとこの作品、今回もそうですが時系列が前後しているってことに気付くのに時間がかかりました。具体的には歩鳥が髪を短くしたあたりまで気付きませんでした。そのあたりの繋がりを見つけるのも面白いです。

『ドリフターズ』…今回休載でしたが、実は私今回のようなネタの方が好きです。ほんとどうしようも無い感じが。