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前回は『カバディ7』から入った方にはとっつきやすい『俺の名はバーサス!』を紹介しました。今回はそんな方にはとっつきづらいかもしれませんが、小野寺浩二のもう一つの原点と言える作品をご紹介します。
小野寺マンガ最多登場キャラが主役のこの作品、
『嗚呼!熱血ロリータ番長』です!
残念ながら未だに私はオレンジコミックス版の『嗚呼!~』を見つけられていません。誰かください。
小野寺マンガ最多登場キャラが主役のこの作品、
『嗚呼!熱血ロリータ番長』です!
残念ながら未だに私はオレンジコミックス版の『嗚呼!~』を見つけられていません。誰かください。
【掲載単行本】オレンジコミックス『嗚呼!熱血ロリータ番長』及び『ロリータ番長RX』、Daito Comics『嗚呼!熱血ロリータ番長PS』
【入手方法】『バーサス!』同様、大都社版は通販サイトで購入可能。オレンジコミックス版は新古書店へ。なお、オレンジコミックス版の方が判が大きく(A5判)、紙質も良いので少しお得(大都社版未掲載作品もあるし)。
【あらすじ】「あらたんのすじじゃと?!」ロリあるところに番長あり。そのロリータ根性略してロリ根は尽きることを知らず、今日も舎弟のヤスと共に幼女を追い続ける!時にめがねっ娘とかメイドとかに浮気するけど、やっぱり最後はロリータじゃい!!
■小野寺浩二という奇才の真骨頂
というわけで『ロリータ番長』です。
あらすじとか無いです。ロリータ番長(本名・栗乃花薫)がただひたすらロリを愛でるお話。時代が時代なら発禁されそうな内容。その辺考慮されたのか分かりませんが、『妄想戦士ヤマモト』以降の作品に登場する際は「純愛番長」という名で通っています。
掲載元がアンソロジー本らしく連載というわけではないため、1話1エピソードの読み切り形式。毎回ロリに対する溢れる思いをブチまけるのですが、溢れすぎてどうしてもうまくいかない。そして最後は夕陽をバックにヤスと漢泣きをするというのが大体の流れ。
ネタの都合上どうしても下ネタが多め。しかも男側の。なので幼女をどうこうという話を期待する方(デラコーにそれを期待する人がいるのか知らんが)は、文字通りすじ違いです。
あらすじに書いたとおり、途中からはロリだけでなく他のジャンルにも手を出しています。これによりネタが手広くなったためか、番長は他のデラコー作品への登場回数が『団長ちゃん』の金子を抑えてトップです。小野寺先生自身も気にいってるようで。最近では『魔法使い30』最終回で主役を張りました…つまり30歳になったと。ちなみにこれを真に受けると、ロリータ番長は金子より年下という驚がく的なことが発生するのですが…まぁ、真剣に考えちゃいけない。
最近のデラコー作品しか知らない方は面食らうかもしれませんが、私は小野寺浩二の真骨頂と思っています。若さと勢いで描かれた番長の言動は、はっきり言って変態の領域を超えており、ともすれば「作者おかしいんじゃねぇの?」と思われかねない作品でそこが良いです。このころの作品を知っている方が最近のデラコー作品に物足りなさを感じるのは仕方の無いことかもしれません。若かったからこそできる(あと時代)作品ですので。
私が一番記憶に残っているネタは精液をノートのような紙に射してから、閉じる→開くをして幼女に見せロールシャッハテストもどきをするというネタ。「わしの汚らしい精液がちょうちょ~!!」と番長が悶える。これはヒドイ。
あ…ちょっと待て!ヒクな!!
…また、番長は「熱血系オタクキャラ」の先駆けともいえるんじゃないかなぁと思います。ちょっとシモ直結になってしまってますが、「○○がいいんだ!」と大声を上げて言うキャラ。番長が洗練されてシモ成分を抜いたのがヤマモトと言えるでしょう。前回もう一つの原点としたのはそのためです。
欠点は下ネタ。ですがこれは掲載紙が成人誌なので仕方ありません。一応『めがねっ娘番長』以降はややマイルドになっています。ただこのレベルの下ネタが苦手な人は他の初期作品も読めなくなってしまうのが難ですね。逆に言えばこれが大丈夫な方はデラコー作品全部読めます。
最後に記憶喪失でロリ魂を失った番長の身も蓋もない台詞で〆ましょう。
「人の趣味にケチつける気はないが……こんな本ばっか読んでるとダメな人間になるぞ」
「あんたがそのダメ人間キングだったんスよぉっ!!!」
次回は決まってませんが、多分短編集表題作のどちらか。
【あらすじ】「あらたんのすじじゃと?!」ロリあるところに番長あり。そのロリータ根性略してロリ根は尽きることを知らず、今日も舎弟のヤスと共に幼女を追い続ける!時にめがねっ娘とかメイドとかに浮気するけど、やっぱり最後はロリータじゃい!!
■小野寺浩二という奇才の真骨頂
というわけで『ロリータ番長』です。
あらすじとか無いです。ロリータ番長(本名・栗乃花薫)がただひたすらロリを愛でるお話。時代が時代なら発禁されそうな内容。その辺考慮されたのか分かりませんが、『妄想戦士ヤマモト』以降の作品に登場する際は「純愛番長」という名で通っています。
掲載元がアンソロジー本らしく連載というわけではないため、1話1エピソードの読み切り形式。毎回ロリに対する溢れる思いをブチまけるのですが、溢れすぎてどうしてもうまくいかない。そして最後は夕陽をバックにヤスと漢泣きをするというのが大体の流れ。
ネタの都合上どうしても下ネタが多め。しかも男側の。なので幼女をどうこうという話を期待する方(デラコーにそれを期待する人がいるのか知らんが)は、文字通りすじ違いです。
あらすじに書いたとおり、途中からはロリだけでなく他のジャンルにも手を出しています。これによりネタが手広くなったためか、番長は他のデラコー作品への登場回数が『団長ちゃん』の金子を抑えてトップです。小野寺先生自身も気にいってるようで。最近では『魔法使い30』最終回で主役を張りました…つまり30歳になったと。ちなみにこれを真に受けると、ロリータ番長は金子より年下という驚がく的なことが発生するのですが…まぁ、真剣に考えちゃいけない。
最近のデラコー作品しか知らない方は面食らうかもしれませんが、私は小野寺浩二の真骨頂と思っています。若さと勢いで描かれた番長の言動は、はっきり言って変態の領域を超えており、ともすれば「作者おかしいんじゃねぇの?」と思われかねない作品でそこが良いです。このころの作品を知っている方が最近のデラコー作品に物足りなさを感じるのは仕方の無いことかもしれません。若かったからこそできる(あと時代)作品ですので。
私が一番記憶に残っているネタは精液をノートのような紙に射してから、閉じる→開くをして幼女に見せロールシャッハテストもどきをするというネタ。「わしの汚らしい精液がちょうちょ~!!」と番長が悶える。これはヒドイ。
あ…ちょっと待て!ヒクな!!
…また、番長は「熱血系オタクキャラ」の先駆けともいえるんじゃないかなぁと思います。ちょっとシモ直結になってしまってますが、「○○がいいんだ!」と大声を上げて言うキャラ。番長が洗練されてシモ成分を抜いたのがヤマモトと言えるでしょう。前回もう一つの原点としたのはそのためです。
欠点は下ネタ。ですがこれは掲載紙が成人誌なので仕方ありません。一応『めがねっ娘番長』以降はややマイルドになっています。ただこのレベルの下ネタが苦手な人は他の初期作品も読めなくなってしまうのが難ですね。逆に言えばこれが大丈夫な方はデラコー作品全部読めます。
最後に記憶喪失でロリ魂を失った番長の身も蓋もない台詞で〆ましょう。
「人の趣味にケチつける気はないが……こんな本ばっか読んでるとダメな人間になるぞ」
「あんたがそのダメ人間キングだったんスよぉっ!!!」
次回は決まってませんが、多分短編集表題作のどちらか。
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プロフィール
HN:
フィウス
性別:
男性
趣味:
仕事中の妄想(ネタ作り)
自己紹介:
小野寺浩二先生の作品で同人活動をしている極少数派。あとはオリジナルとか。
好きな作品:妄想戦士ヤマモト、ジョジョ、吼えペン。ゲームならスパロボやアトラス作品。
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