×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
まずはコミケ当落のご報告。おかげさまで今回もサークル参加できることになりました。
配置は二日目(8/11土曜日)西地区「り」-39bです。
今回は『カバディ7』で若干成人向け紛いのこと(あくまで本質はギャグ)をするかもしれません。
さてデラコー初期作品紹介3回目は私が一番好きなこの作品、
『外道ハンターX』です!
配置は二日目(8/11土曜日)西地区「り」-39bです。
今回は『カバディ7』で若干成人向け紛いのこと(あくまで本質はギャグ)をするかもしれません。
さてデラコー初期作品紹介3回目は私が一番好きなこの作品、
『外道ハンターX』です!
【掲載単行本】オレンジコミックス『外道ハンターX』及びDaito Comics『外道ハンターX-BOX』
なんとなく気付いたかもしれませんが、Daito Comics版は当時のゲームハードの名前がついてます。何故か。
【入手方法】前2作同様、大都社版は通販サイト。雄出版版は新古書店で。
【あらすじ】エロマンガ家の十文字光は改造人間で…はないが、己の欲望のままに行動する異常性欲者を狩る正義のヒーロー・外道ハンターXである!彼の行動理念はただ一つ、エロマンガを守ること。異常性欲者が起こす事件は彼らエロマンガ家にとって死活問題なのである。「たかがエロマンガに命かけちまってんのさ!」「マンガ家たるもの口で語るな ペンで語れ!!」君は今、かつてないエロマンガ家ヒーローを見る!!
■エロマンガ家+正義のヒーロー=…?
小野寺作品の中で一番面白く至高の作品は『妄想戦士ヤマモト』(特に1~2巻)ですが、私が一番好きな作品はこの『外道ハンターX』です。「マンガ家マンガ」好きにしてヒーローもの好きなので。
構成は1話1完結で毎回1つのフェチ(と変態)が出てきて、それを外道ハンターXが成敗するというものです。この辺は初期の『義経ちゃん剣風帖』や『魔法使い30』に通じるところです。
この作品の他には無い特徴として、がっつりHシーンがあることが挙げられます。他の読み切りにもエロイシーンはあるにはあるんですが、「Hシーン」になってるのは恐らくこれだけ。本業のエロマンガ家と比較するとどうしても見劣りするものの、四苦八苦しながらもしっかり描いています。このころになると絵柄はほぼ『ヤマモト』や『団長ちゃん』と変わりませんので、それほど現在との落差は感じないかと思われます。
キャラクターに関しては、濃い変態達が出ることは今の作品からも想像がつくとして、なんと言っても外道ハンターXがカッコいい!バーサスがお約束のヒーロー像によって描かれているのに対して、こちらはマンガ家らしくGペンと、名前のXを盛り込んだ意匠。超能力系ヒーローのイメージでしょうか。使用する武器もまんま画材道具。
そして忘れてはならないのがエロマンガ家魂を感じる熱い名言の数々。「ひと乳首ひと乳首愛をこめてトーンをはるのだ!」「女の小指のまげぐあい一つでも読者の●●●の立ちぐあいは変わる!!」等々。
少し脱線しますが、小野寺先生自身は成人誌で描いていたとはいえ、決してエロマンガ家というわけでは無いはずなのに、何故こうもエロマンガ家がメインになる話が多いのでしょうか?エロマンガ家が主役のこれと言い、『職業エロマンガ家』と言い、つる☆ペタ郎といい…。
ちなみに小野寺先生の作品の舞台は基本的に学園ものですが、その次に多いのがマンガ家ものです。というか、作品のほとんどがその二つに分けられます。該当しないのは初期短編のいくつかと『メビウスジャンパー』くらいです。『魔法使い30』でもマンガ家ネタやったし。
ここまで熱い作品であるのに残念なのはたった7話しか無いこと。この作品も掲載紙のコミックピアスの休刊によって打ち切りとなります。一応それらしい最終話(でも6ページ…)で話に決着がついていますが、まだまだ続きが描けたであろう作品なだけに消化不良感は否めません。もう一人の外道ハンターとか(このブログのトップ絵の一番右がそのキャラ)。今こそ続きを描いてほしいものです。
なお、この作品ではエロマンガの規制や玉石混交、爛熟を経ての駄作愚作の増加への言及もされています。後の『妄想戦士ヤマモト』でも同じような話が語られますが、マンガ・アニメの永遠のテーマなのかもしれません。
最後にエロマンガ関係無いですが、作中の名言を一つ。
「思い出は美化されてゆくもの あんたは今を生きていない 思い出という名の棺桶の中で眠っているのさ!」
「過去にとらわれている者に 未来を語る資格なし!!」
次回は短編集表題作最後のアレ。『ロリータ番長』クラスの問題作のアレ。
なんとなく気付いたかもしれませんが、Daito Comics版は当時のゲームハードの名前がついてます。何故か。
【入手方法】前2作同様、大都社版は通販サイト。雄出版版は新古書店で。
【あらすじ】エロマンガ家の十文字光は改造人間で…はないが、己の欲望のままに行動する異常性欲者を狩る正義のヒーロー・外道ハンターXである!彼の行動理念はただ一つ、エロマンガを守ること。異常性欲者が起こす事件は彼らエロマンガ家にとって死活問題なのである。「たかがエロマンガに命かけちまってんのさ!」「マンガ家たるもの口で語るな ペンで語れ!!」君は今、かつてないエロマンガ家ヒーローを見る!!
■エロマンガ家+正義のヒーロー=…?
小野寺作品の中で一番面白く至高の作品は『妄想戦士ヤマモト』(特に1~2巻)ですが、私が一番好きな作品はこの『外道ハンターX』です。「マンガ家マンガ」好きにしてヒーローもの好きなので。
構成は1話1完結で毎回1つのフェチ(と変態)が出てきて、それを外道ハンターXが成敗するというものです。この辺は初期の『義経ちゃん剣風帖』や『魔法使い30』に通じるところです。
この作品の他には無い特徴として、がっつりHシーンがあることが挙げられます。他の読み切りにもエロイシーンはあるにはあるんですが、「Hシーン」になってるのは恐らくこれだけ。本業のエロマンガ家と比較するとどうしても見劣りするものの、四苦八苦しながらもしっかり描いています。このころになると絵柄はほぼ『ヤマモト』や『団長ちゃん』と変わりませんので、それほど現在との落差は感じないかと思われます。
キャラクターに関しては、濃い変態達が出ることは今の作品からも想像がつくとして、なんと言っても外道ハンターXがカッコいい!バーサスがお約束のヒーロー像によって描かれているのに対して、こちらはマンガ家らしくGペンと、名前のXを盛り込んだ意匠。超能力系ヒーローのイメージでしょうか。使用する武器もまんま画材道具。
そして忘れてはならないのがエロマンガ家魂を感じる熱い名言の数々。「ひと乳首ひと乳首愛をこめてトーンをはるのだ!」「女の小指のまげぐあい一つでも読者の●●●の立ちぐあいは変わる!!」等々。
少し脱線しますが、小野寺先生自身は成人誌で描いていたとはいえ、決してエロマンガ家というわけでは無いはずなのに、何故こうもエロマンガ家がメインになる話が多いのでしょうか?エロマンガ家が主役のこれと言い、『職業エロマンガ家』と言い、つる☆ペタ郎といい…。
ちなみに小野寺先生の作品の舞台は基本的に学園ものですが、その次に多いのがマンガ家ものです。というか、作品のほとんどがその二つに分けられます。該当しないのは初期短編のいくつかと『メビウスジャンパー』くらいです。『魔法使い30』でもマンガ家ネタやったし。
ここまで熱い作品であるのに残念なのはたった7話しか無いこと。この作品も掲載紙のコミックピアスの休刊によって打ち切りとなります。一応それらしい最終話(でも6ページ…)で話に決着がついていますが、まだまだ続きが描けたであろう作品なだけに消化不良感は否めません。もう一人の外道ハンターとか(このブログのトップ絵の一番右がそのキャラ)。今こそ続きを描いてほしいものです。
なお、この作品ではエロマンガの規制や玉石混交、爛熟を経ての駄作愚作の増加への言及もされています。後の『妄想戦士ヤマモト』でも同じような話が語られますが、マンガ・アニメの永遠のテーマなのかもしれません。
最後にエロマンガ関係無いですが、作中の名言を一つ。
「思い出は美化されてゆくもの あんたは今を生きていない 思い出という名の棺桶の中で眠っているのさ!」
「過去にとらわれている者に 未来を語る資格なし!!」
次回は短編集表題作最後のアレ。『ロリータ番長』クラスの問題作のアレ。
PR
この記事にコメントする
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
プロフィール
HN:
フィウス
性別:
男性
趣味:
仕事中の妄想(ネタ作り)
自己紹介:
小野寺浩二先生の作品で同人活動をしている極少数派。あとはオリジナルとか。
好きな作品:妄想戦士ヤマモト、ジョジョ、吼えペン。ゲームならスパロボやアトラス作品。
好きな作品:妄想戦士ヤマモト、ジョジョ、吼えペン。ゲームならスパロボやアトラス作品。
pixivへの投稿
Twitter
カテゴリー
最新コメント
[10/03 フィウス]
[10/02 無様な愚か者]
[07/21 フィウス]
[07/20 みゆみゆ]
[06/07 永田]
最新記事
(07/07)
(07/07)
(04/11)
(03/26)
(03/07)
ブログ内検索
アクセス解析