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現在小野寺先生の雑誌連載が無くここで感想を書くこともできないので、新連載が始まるまでの間いくつか小野寺先生の初期作品を紹介していこうと思います。
一応自分の中では「最近のデラコー作品」=『カバディ7』と定義づけています。『カバディ7』で初めて小野寺浩二というマンガ家を知ったという方も多そうですので。
ということで今回は小野寺先生初の連載作品
『俺の名はバーサス!』です!
一応自分の中では「最近のデラコー作品」=『カバディ7』と定義づけています。『カバディ7』で初めて小野寺浩二というマンガ家を知ったという方も多そうですので。
ということで今回は小野寺先生初の連載作品
『俺の名はバーサス!』です!
【掲載単行本】オレンジコミックス『俺の名はバーサス!』及びDaito Comics『俺の名はバーサスSS』
【入手方法】左の大都社版なら通販サイトでかろうじて新品を購入可能。雄出版版は新古書店を漁るしかない。
【あらすじ】自称「この世一強くてかっこいい男」のバーサスこと戦場佐助(いくさば さすけ)は転校先の高校で廃部寸前のマイナー部から引く手あまたの大歓迎を受ける。「そんなわけのわからん所に入れられてたまるか!」と勧誘部員をちぎっては投げの大奮闘をするも、なりゆきから頭の中まで「うららか」なヒロイン・春野うらら率いるポエム同好会に入部することになる。部員を取られた他マイナー部の逆恨みを必殺の「爆殺パンチ」でふっ飛ばし、己の道を貫け!バーサス!戦えポエム同好会(こと正義部)!
■小野寺浩二の初連載作品にして原点
『俺の名はバーサス!』は月刊少年キャプテンで連載された小野寺先生の初連載作品です。ちなみに初雑誌掲載作品は本人サイトでも書いてある通り『有限会社 地球防衛カンパニー』(単行本未収録)。
「最近のデラコー作品しか知らない…」というタイトルでこの作品を最初に紹介する理由は一つ!『カバディ7』の原点ともいえるからです。あらすじにも書いたとおり、バーサスはなりゆきで廃部寸前のマイナー部(正確には同好会)に所属し、バーサス獲得に失敗したマイナー部の部員と対決していきます。UFO研究部から始まりドミノ同好会、手品同好会、果てはマイナー同好会四天王なる連中とのバトル!1話だいたい1同好会で、さすがにこのころは各同好会を紹介するほどのネタ(とページ数)はありませんが、それぞれ半ば曲解したようなキワモノ部員が登場するのはまさに『カバディ7』とリンクするところです。
また、最初の相手がUFO研究部ということで小野寺先生の宇宙人好きがひっそりと現れています。一方小野寺先生の代名詞と言える「めがね」はなりを潜めています。せいぜいめがねっ娘の脇役がいるくらい。「初連載作品でいきなりぶちまけるわけにはいかない」と思ったのかどうかはわかりませんが、意外な姿でしょうか。まぁ、その反動が読み切りマンガに出るわけですが。つーか最初期の小野寺先生って「ロリ(気味)」とか「おさげ」とかで、さほどめがねめがね言ってないようです。
キャラクターに移りますと、主人公バーサスは正義バカ&ヒーローオタクではありますが、デラコー作品の漢勢の中ではかなり真っ当。というかお約束のヒーロー要素まみれで素直にカッコいい造形です。尖った髪型、指貫グローブ、背中にアコースティックギター、そして画像にあるように掌にまとう炎。作者自身が子供のころに観ていたヒーロー像も含めてこれでもかとヒーロー要素が盛り込まれています。
ヒロインの春野うららは純粋にカワイイ。今のヒロインたちにも負けてないです。頭がうららかとか言いましたが、ポエムが関わらなければツッコミ役でまとも。同級生のヒロインキャラとしては珍しく主人公に「さん」付け。そこも良い。
欠点は「キャプテン」という雑誌の対象年齢が私には分かりませんが、大人が真正面から組んで読むと、こっぱずかしい絵&ネタがいくつかあることでしょうか。さすがに笑うより恥ずかしくなるぞ、と。初期のデラコー作品はこういうところが結構あります(エロ雑誌掲載作品以外)。下ネタを使うにしても、ストレートでやや幼稚だったり(格ゲーのアンソロとかもね)。コロコロコミック的な作品であるかもしれません。
なお、この作品は初連載にして、初雑誌休刊作品でもあります。なので、この作品は完結していません。
小野寺浩二の「雑誌クラッシャー」としての伝説の幕開けとも言える作品なのです。
…本人は結構気にしているそうなので、むやみに言わないようにね。バーサスとの約束だ!
個人的には今のレベルで続きを描いてほしい作品第2位。1位は『外道ハンターX』。
と、こんな感じでできるだけ紹介していこうと思います。
次回は、小野寺先生のもう一つの原点。…そう、ヤツだ!
【入手方法】左の大都社版なら通販サイトでかろうじて新品を購入可能。雄出版版は新古書店を漁るしかない。
【あらすじ】自称「この世一強くてかっこいい男」のバーサスこと戦場佐助(いくさば さすけ)は転校先の高校で廃部寸前のマイナー部から引く手あまたの大歓迎を受ける。「そんなわけのわからん所に入れられてたまるか!」と勧誘部員をちぎっては投げの大奮闘をするも、なりゆきから頭の中まで「うららか」なヒロイン・春野うらら率いるポエム同好会に入部することになる。部員を取られた他マイナー部の逆恨みを必殺の「爆殺パンチ」でふっ飛ばし、己の道を貫け!バーサス!戦えポエム同好会(こと正義部)!
■小野寺浩二の初連載作品にして原点
『俺の名はバーサス!』は月刊少年キャプテンで連載された小野寺先生の初連載作品です。ちなみに初雑誌掲載作品は本人サイトでも書いてある通り『有限会社 地球防衛カンパニー』(単行本未収録)。
「最近のデラコー作品しか知らない…」というタイトルでこの作品を最初に紹介する理由は一つ!『カバディ7』の原点ともいえるからです。あらすじにも書いたとおり、バーサスはなりゆきで廃部寸前のマイナー部(正確には同好会)に所属し、バーサス獲得に失敗したマイナー部の部員と対決していきます。UFO研究部から始まりドミノ同好会、手品同好会、果てはマイナー同好会四天王なる連中とのバトル!1話だいたい1同好会で、さすがにこのころは各同好会を紹介するほどのネタ(とページ数)はありませんが、それぞれ半ば曲解したようなキワモノ部員が登場するのはまさに『カバディ7』とリンクするところです。
また、最初の相手がUFO研究部ということで小野寺先生の宇宙人好きがひっそりと現れています。一方小野寺先生の代名詞と言える「めがね」はなりを潜めています。せいぜいめがねっ娘の脇役がいるくらい。「初連載作品でいきなりぶちまけるわけにはいかない」と思ったのかどうかはわかりませんが、意外な姿でしょうか。まぁ、その反動が読み切りマンガに出るわけですが。つーか最初期の小野寺先生って「ロリ(気味)」とか「おさげ」とかで、さほどめがねめがね言ってないようです。
キャラクターに移りますと、主人公バーサスは正義バカ&ヒーローオタクではありますが、デラコー作品の漢勢の中ではかなり真っ当。というかお約束のヒーロー要素まみれで素直にカッコいい造形です。尖った髪型、指貫グローブ、背中にアコースティックギター、そして画像にあるように掌にまとう炎。作者自身が子供のころに観ていたヒーロー像も含めてこれでもかとヒーロー要素が盛り込まれています。
ヒロインの春野うららは純粋にカワイイ。今のヒロインたちにも負けてないです。頭がうららかとか言いましたが、ポエムが関わらなければツッコミ役でまとも。同級生のヒロインキャラとしては珍しく主人公に「さん」付け。そこも良い。
欠点は「キャプテン」という雑誌の対象年齢が私には分かりませんが、大人が真正面から組んで読むと、こっぱずかしい絵&ネタがいくつかあることでしょうか。さすがに笑うより恥ずかしくなるぞ、と。初期のデラコー作品はこういうところが結構あります(エロ雑誌掲載作品以外)。下ネタを使うにしても、ストレートでやや幼稚だったり(格ゲーのアンソロとかもね)。コロコロコミック的な作品であるかもしれません。
なお、この作品は初連載にして、初雑誌休刊作品でもあります。なので、この作品は完結していません。
小野寺浩二の「雑誌クラッシャー」としての伝説の幕開けとも言える作品なのです。
…本人は結構気にしているそうなので、むやみに言わないようにね。バーサスとの約束だ!
個人的には今のレベルで続きを描いてほしい作品第2位。1位は『外道ハンターX』。
と、こんな感じでできるだけ紹介していこうと思います。
次回は、小野寺先生のもう一つの原点。…そう、ヤツだ!
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プロフィール
HN:
フィウス
性別:
男性
趣味:
仕事中の妄想(ネタ作り)
自己紹介:
小野寺浩二先生の作品で同人活動をしている極少数派。あとはオリジナルとか。
好きな作品:妄想戦士ヤマモト、ジョジョ、吼えペン。ゲームならスパロボやアトラス作品。
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