『魔法使い30』第７話感想

最近ようやっとガソリンが入れられまして、自分の住む地域はだんだん元の生活に戻りつつあります。
とは言え、物流の面ではまだまだ元のようにとはいきません。
4/5発売のコミックフラッパーの方は小野寺ファンとしては嬉しい展開になっていますが…まずは『魔法使い30』から。

さて、通常より遅れまして4/1配信の今回の『魔法使い30』第７話。
タイトルは「恋のスナイパー」！

※以下、ネタバレ注意

今回の主役童貞は相原恋児（あいはら れんじ）。久々にブサイクキャラとして描かれています。
これまでは割と小野寺キャラとして並の容姿以上で描かれていましたので、童貞であることが不思議（中身の問題なんですかね）であることが多かったですが、こいつは疑問を持たない。
しかも今回はこいつのウインクから始まる始末。

なぜウインクか。それは彼のもつ魔法の発動条件。
「ウインクで相手のハートを撃ち抜けば自分にメロメロになる」、
それが今回の魔法「ラブスナイパー」！
残念ながら時間制限があり、魔法が効くのは３分までです。
あれ、なんか微妙…。

その３分を利用して彼が行うのは、「かつて自分をフッた相手をメロメロ状態にして徹底的にひどい扱いをすること」でした。つまり復讐です。
モテなさすぎて性格がグニャングニャンに歪んでいますね。
まさに復讐の童貞鬼（チェリーちゃん評）。
その後も復讐を続けていくが、彼の心に去来するものは…という話。

今回は並回ってところでした。
オチもこれまでのお約束で「目覚めて自分を磨く」というながれです。
しかも自分を磨く旅に出るって流れなので、この後彼がどうなったのか語られずじまい（２話もそうでしたね）。少し弱いでしょうか。
一話一エピソードで行く流れはこれまでの小野寺作品でもやっていることですが、やはり継続して登場するキャラがいないと盛り上げづらいところもあるかもしれません。現在同時連載中の『カバディ7』
と比較するとどうにも見劣りします。
どれくらい連載を続けるかはわかりませんが（単行本１冊分くらい？）、どこかで転換が必要だと思われます（いっそ別の作品に切り替えるとか）。

どうにも書きたいことが少ないな…まぁ、つまりそういうことです。
『カバディ7』の感想も控えてますしね。
ということで、『カバディ7』の感想は明日にでも。