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前回の『魔法使い30』の感想の際、モバMAN上で配信されている他のマンガも読んでみてちょろっとランキングしてみよう、という話をいたしました。実際読んでみたのですが、思わぬ盲点…いや分かってはいたんですけど。何かというと、続きものばかりなんですね。1話読み切り形式のものが他にありませんでした。途中から読むことになるのでよく分からない…全部ダウンロードするにも話数が多いものばかり。まぁ、一応ランキングはやりますのでそれは次回。
さて、『カバディ7』第10話。前回「迷走しているかも…」なんて書きましたが、果たして小野寺先生はどの方向に向かい始めたのか…!
※以下、単行本派の方注意
さて、『カバディ7』第10話。前回「迷走しているかも…」なんて書きましたが、果たして小野寺先生はどの方向に向かい始めたのか…!
※以下、単行本派の方注意
前回、正統派カバディチーム「ハヌマーンJr.」が登場し、すっかり他のチームや観客からの興味が失われてしまった玉鋼高校カバディ部。これからどうするかということを話し合おうとするのですが、涼むためにと入ったカラオケボックスで普通にカラオケしてしまう始末。その扉絵に「大迷走」とか文字を打たれてしまいます。う~ん、やっぱり迷走なのか?
そしてベスト8までが決定したカバディ甲子園は、いよいよ準々決勝へと入ります。
相変わらずハヌマーンJr.と比較され、情けない姿を晒してしまう玉鋼高校カバディ部。しかも準々決勝は権田原が参加可能になったものの急激なダイエット(下剤を使用)で体調不良、参道が階段で転倒し全身打撲で医務室行きと散々な状況で迎えてしまいます。一方相手の日輪高校は相撲の力強さを活かした変則的なところのない真っ当なカバディを見せます。しかも時事ネタを交えた強固な意志を持って。
この絶望的な状況の中、カバディ部は完全に諦めモードですが、ついに、ついに!今回のサブタイトルになっている男が起つというお話。
え~ウソです。
参道起ちません。いや、表向きは参道ですが、中身は…「蜂矢蝶一郎」!第8の男です。
これに関しては正直「うまくやったな」と思います。
サブタイトルで「最終兵器参道!」と打ち、カバディ部が打ちのめされる姿を医務室で見ながら「いかにもこの後何かやるな」といった顔(といってもいつもの表情ですが)の参道を挟み込み、「これはついに参道のキャラを出すか?!」と読者に思わせながら、それを裏切る。
参道のキャラクターが目立つようになってからでは、すり替えネタができなくなってしまいますからね。カバディ部はすぐに蜂矢と気付きましたが、観客は「あれ参道ってあんなだっけ?でもよく覚えてないから分からん」ということでOK。
参道になり代わった蜂矢の登場シーンも見開き2ページを使ったインパクトでぶつけてきます。しかもそこに行きつくまでに相手チーム・日輪高校相撲部の強さと意志を正統派の表現で描き、カバディ部の打ちのめされる姿を描くことで蜂矢登場をさらに盛り上げています。惜しむらくは相撲部のエピソードが時事ネタ以外の部分(八百長問題)で若干これまでのエピソード・演出と被っていることでしょうか。元不良とかいかにもな中年おっさん(しかしすごい人)の顧問とか。特にこのおっさん顧問は先月号のいぶし銀の達人とか、『魔法使い30』のパンストの達人とか見てるので、「またこの手のおっさんか」感は否めません。まぁ、小野寺先生が好きなんですよね、こういうキャラ。『団長ちゃん』の平松OBしかり。
また、ちょっとした思い込みから参道という人物を蜂矢が勘違いしており、カバディ部と温度差が生じているのも面白い点。
キャラクターの方に注目すると今回目に留まるのが副会長。会長を案じる姿などこれまでに比べると目立つ印象。モブ以外の女性キャラが少ないこのマンガ、一応ヒロイン格のまどかに対する対立項になれるでしょうか?…しかしこのマンガの女性キャラみんな「めがね」なんですよね。女性キャラがクローズアップされることが少ないので大丈夫ですが、普通のマンガだったら「見た目も明確にキャラ分けしてくれ」と言われそうだなぁ…。
今回は良い盛り上げができたと思います。前後編と分けてカバディ部VS相撲部を描いてきたので、カバディ甲子園はここからが本番と言ってもいいかと。と言ってもVSカバディ部じゃないクリケットやセパタクローの活躍は省略されるかもしれませんが。
あとはフラッパー自体の方向性も気になるところ。某掲示板のフラッパースレでも言われていますように、方向転換がかかっている様子。今回からの新連載攻勢もそんな感じ。絵的には流行りの(受け線の)絵とは決して言えない小野寺先生の作品がどこまで続けられるか、心配になってしまいます。
久しぶりに『カバディ7』以外の感想を。
『足元のけもの』…ぱっと絵を見たときに「もしかしてこれは…?!」と思いました。以前このブログで少し触れましたサークル「UNDER WORLD」の設楽圭吾さんの読み切りです。まさかこんなところで出会うとは。
同人誌で見た時と比べて随分絵がすっきりした印象。個人的には同人誌のときの線が力強くて好みです。
開始直後からやたら主人公のパンツが目立つので、本筋に関係あるのかなと思ったらそんなこと無く。単なるサービス?作者の好み?サービスだとしたらそんなの(あえて「そんなの」と書きます)必要無いのになぁ…。まぁ。これないとオチつかないのですが。
読み切りの為、主人公たちの能力の背景は見えないところが多いので、このあたりをしっかり説明しながら開始すれば連載で十分読めるのではないかと思います。
『拘束乙女の聖歌隊』や『ゴス×くら』と被っちゃうかな?でもそれらと差別化して、硬派な感じで押していければ大丈夫かと思います。上の2作品はキャラクターが明確に男性向け、女性向けとなっているようですし。
某所で「フラッパーの現状についていけない」と語る人に対するカウンターパンチ(使い方あってるのかコレ?)になっていただけると嬉しいなぁと期待しています。
そしてベスト8までが決定したカバディ甲子園は、いよいよ準々決勝へと入ります。
相変わらずハヌマーンJr.と比較され、情けない姿を晒してしまう玉鋼高校カバディ部。しかも準々決勝は権田原が参加可能になったものの急激なダイエット(下剤を使用)で体調不良、参道が階段で転倒し全身打撲で医務室行きと散々な状況で迎えてしまいます。一方相手の日輪高校は相撲の力強さを活かした変則的なところのない真っ当なカバディを見せます。しかも時事ネタを交えた強固な意志を持って。
この絶望的な状況の中、カバディ部は完全に諦めモードですが、ついに、ついに!今回のサブタイトルになっている男が起つというお話。
え~ウソです。
参道起ちません。いや、表向きは参道ですが、中身は…「蜂矢蝶一郎」!第8の男です。
これに関しては正直「うまくやったな」と思います。
サブタイトルで「最終兵器参道!」と打ち、カバディ部が打ちのめされる姿を医務室で見ながら「いかにもこの後何かやるな」といった顔(といってもいつもの表情ですが)の参道を挟み込み、「これはついに参道のキャラを出すか?!」と読者に思わせながら、それを裏切る。
参道のキャラクターが目立つようになってからでは、すり替えネタができなくなってしまいますからね。カバディ部はすぐに蜂矢と気付きましたが、観客は「あれ参道ってあんなだっけ?でもよく覚えてないから分からん」ということでOK。
参道になり代わった蜂矢の登場シーンも見開き2ページを使ったインパクトでぶつけてきます。しかもそこに行きつくまでに相手チーム・日輪高校相撲部の強さと意志を正統派の表現で描き、カバディ部の打ちのめされる姿を描くことで蜂矢登場をさらに盛り上げています。惜しむらくは相撲部のエピソードが時事ネタ以外の部分(八百長問題)で若干これまでのエピソード・演出と被っていることでしょうか。元不良とかいかにもな中年おっさん(しかしすごい人)の顧問とか。特にこのおっさん顧問は先月号のいぶし銀の達人とか、『魔法使い30』のパンストの達人とか見てるので、「またこの手のおっさんか」感は否めません。まぁ、小野寺先生が好きなんですよね、こういうキャラ。『団長ちゃん』の平松OBしかり。
また、ちょっとした思い込みから参道という人物を蜂矢が勘違いしており、カバディ部と温度差が生じているのも面白い点。
キャラクターの方に注目すると今回目に留まるのが副会長。会長を案じる姿などこれまでに比べると目立つ印象。モブ以外の女性キャラが少ないこのマンガ、一応ヒロイン格のまどかに対する対立項になれるでしょうか?…しかしこのマンガの女性キャラみんな「めがね」なんですよね。女性キャラがクローズアップされることが少ないので大丈夫ですが、普通のマンガだったら「見た目も明確にキャラ分けしてくれ」と言われそうだなぁ…。
今回は良い盛り上げができたと思います。前後編と分けてカバディ部VS相撲部を描いてきたので、カバディ甲子園はここからが本番と言ってもいいかと。と言ってもVSカバディ部じゃないクリケットやセパタクローの活躍は省略されるかもしれませんが。
あとはフラッパー自体の方向性も気になるところ。某掲示板のフラッパースレでも言われていますように、方向転換がかかっている様子。今回からの新連載攻勢もそんな感じ。絵的には流行りの(受け線の)絵とは決して言えない小野寺先生の作品がどこまで続けられるか、心配になってしまいます。
久しぶりに『カバディ7』以外の感想を。
『足元のけもの』…ぱっと絵を見たときに「もしかしてこれは…?!」と思いました。以前このブログで少し触れましたサークル「UNDER WORLD」の設楽圭吾さんの読み切りです。まさかこんなところで出会うとは。
同人誌で見た時と比べて随分絵がすっきりした印象。個人的には同人誌のときの線が力強くて好みです。
開始直後からやたら主人公のパンツが目立つので、本筋に関係あるのかなと思ったらそんなこと無く。単なるサービス?作者の好み?サービスだとしたらそんなの(あえて「そんなの」と書きます)必要無いのになぁ…。まぁ。これないとオチつかないのですが。
読み切りの為、主人公たちの能力の背景は見えないところが多いので、このあたりをしっかり説明しながら開始すれば連載で十分読めるのではないかと思います。
『拘束乙女の聖歌隊』や『ゴス×くら』と被っちゃうかな?でもそれらと差別化して、硬派な感じで押していければ大丈夫かと思います。上の2作品はキャラクターが明確に男性向け、女性向けとなっているようですし。
某所で「フラッパーの現状についていけない」と語る人に対するカウンターパンチ(使い方あってるのかコレ?)になっていただけると嬉しいなぁと期待しています。
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フィウス
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男性
趣味:
仕事中の妄想(ネタ作り)
自己紹介:
小野寺浩二先生の作品で同人活動をしている極少数派。あとはオリジナルとか。
好きな作品:妄想戦士ヤマモト、ジョジョ、吼えペン。ゲームならスパロボやアトラス作品。
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