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前回、書いた内容が保存失敗でパーになったため、まずテキストに書くというステップを踏むことにしましたフィウスです。

そろそろ厚くなりすぎてスキャナで取り込むのも一苦労である今年最後のコミックフラッパーの感想となります。
一年があっという間に経過し、またひとつ無駄に年を取ったものの、成長は見られんという始末。

え~…何が言いたいのかというと、感想に行きます。


※以下、単行本派の方注意


 

先月号は特別編ということで、本編はひと月間を置いた『カバディ7』。
前回はセパタクロー部主将・仙波拓郎から改めてカバディへの因縁がつけられたところで終了でした。
今回はその因縁をつけられたカバディ部の反応からスタート。前話の感想で私も書きましたが、「セパタクロー部はモテたいとか言ってた集団、別に大した因縁など無いだろう」というのが志村の感想。喜ばしいこと(?)に参道(本物)も復活、蜂矢会長らしい激励を受けてやる気十分でセパタクロー部を迎えます。
試合開始前の舌戦もカバディ部優勢、試合もこのまま勢いに乗れると思われたが…というお話。

今回はこの作品においてカバディに対するライバルに位置付けられているセパタクロー戦ということで、改めて「マイナースポーツ」について語られました。
セパタクローは見た目のインパクトもあり、決してサッカーなどに劣らない、だのに何故マイナーなのか?カバディの奇異性ばかり目立つからマイナースポーツ全体の印象が悪くなる等々。

しかしこれには北斗が一喝。
「そんなに女にモテたいのならとっととサッカーをやって 流行りにケツを振る馬鹿女どもに囲まれて阿保面ぶらさげて喜んでおれぃ!!」

ものすごい言われようである。

最近は実直なサムライキャラという感じで、熱い主人公といった印象でしたが、北斗ってこういう奴でした。なんせ転入初日から摸造刀を振りまわし、「日本人なのに日本人らしくない」という理由で生徒の骨を一本ずつ折ろうとする輩です。…彼もやはりデラコーキャラなのですね。
また今回の冒頭、マネージャー・まどかも久しぶりに映画化の野望を語ります。言葉悪いですが、若干ウザいです。そう意図されているのでしょうが。
そんな感じで
他の部員のキャラの強さに若干押され気味だった主人公とヒロインのキャラクターが改めて語られたように思えました。

…で、これは若干邪推しすぎとも言えるかもしれませんが、女性を貶めすぎじゃないかなぁと。ネタっぽい言い方に変えて言葉を濁そうかな、disり過ぎかなぁと。
先の北斗の「馬鹿女に囲まれて」発言、そういうキャラクターとはいえ基本的に己の野望に忠実なまどか、今回の中盤あたりで語れるマイナーを馬鹿にする人たちの姿を女モブのみで描くなどといった感じ。読んでて引っかかりを覚えてしまいました。
まぁ、小野寺先生としては前回の特別編で言った通り、「流行りに流される女よりマイナーを知る女性の方がランクが上」というのを描きたかったのだろうと思いますが(セパタクロー部の根底には女にモテたいという気持ちがあるわけですし)。しかしその発言にしても「じゃあ男は流されないのかい?」というツッコみをされる余地があるわけで。これまでは小野寺作品内にそういうのが無かっただけに、意外かなぁと思います(これまでは
「男ってバカだよな。だがそれがいい!」というスタンスだったと思う)。

とまぁ、否定的な感想から書いてしまいましたが、試合展開自体は次回への盛り上げに向けて助走する良い展開だと思いました。読者にカバディのルールを説明するためにカバディ部が知らなかった(=これまで作中に出なかった)得点方法が描かれ、「自分たちがやっている以外のマイナースポーツなのに、かなり研究しているセパタクロー部」を通して、次回語られるであろうカバディとセパタクローの因縁の印象を強くしようとされています。駄目押しに東堂源九郎の「セパタクラーとは戦ってほしくなかった」発言。一体どんな因縁があるっていうんだ?!
これは次回以降VS相撲部以上に熱い展開が待っているかもしれません。期待大です。

それにしてもカバディ部、今回イメージ映像のなかで井の中の蛙になっていたのですが、こいつらよく動物化するなぁ…。

余談ですが、今号の読者ページにて小野寺先生が「女子カバディチームの監督になりたい」と言っていますが、そういえば『カバディ7』内に女子部(モブではいたけど)って出てないんですよね。今のフラッパーの方針に沿うならば、大会後の新展開として女子部が出てもいいかもしれません。

他作品の感想
『剣の女王と烙印の仔』
…新連載。今のフラッパーらしい作品その…もういいや。フラッパーとしても推したい作品なのか66ページという大ページですが…、
見事なまでに『魔弾の王と戦姫』と被っています。大丈夫でしょうか?タイトル、舞台設定、主人公とヒロインの関係等々…。あまりこういうこと言いたくありませんが、今のライトノベルってこういう作品しか無いのか…?

『黒のストライカ』…やばい、2話目読んでも話が分からん。こんなの初めてかもしれない。

『魔弾の王と戦姫』…どちらかを残すならこっちです。

『えめすめす』…前回と同じ感じかと思いきやラストは急展開。このまま現実的な部分が都合よくいかないままで進んだら面白いです(バイトのクビやアパート追い出される部分。都合のよい救済は訪れない)。今どうでもよい部分に気付きましたが、扉の主人公の足、左右逆だ。

『ホークウッド』…前回やや抑え気味の展開でしたが、今回は戦場でのシーンが描かれました。ホークウッドひいては傭兵の戦い方がどういうものかということが強調された回でした。この作品のテーマと言っていいでしょう。今のコミックフラッパーには合っていないと思っていましたが、ある意味それで正解なのかもしれません。ターゲット層が違うとはいえ、『剣の女王~』や『魔弾の王~』に影響をおよぼすと面白くなるかもしれません。…まぁ、その2作品の作者も読者も望まないでしょうけどね。

『30秒の男気』…突然降ってわいた読み切り。なんかこの作品の絵、嫌いじゃないな。

『ギリギリミミコ』…第6回MFコミック大賞編集長特別賞受賞作。ただひたすら妹が兄を噛む話。これがマンガになるんだからスゴイ。ある意味人と猫のままならぬ関係を描いたものなのかもしれません。

『34歳無職さん』…隣の部屋への騒音のことも考えると、掃除機は床転がさないで手持ちしながらかけるのがよいと思う。どうでもよいが最近増えてるごみパックいらずの掃除機は嫌いです。本体が汚れるってのがどーも。
2話目の方はまったく脈絡のない落ちがスゴイ。男には分からん。というかそんなに汚れるのか…?

『超魔法少女まじかる我聞』…突然降ってわいた読み切りその2。これの感想が書ける人スゴイ。なにも思い浮かばなかった。強いて挙げるなら「読み切りってよく分からん系の作品じゃないと駄目っていう決まりでもあるのか?」ですかね。

 

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仕事中の妄想(ネタ作り)
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小野寺浩二先生の作品で同人活動をしている極少数派。あとはオリジナルとか。

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