コミックフラッパー(2011年2月号)感想

今回も若干遅くなりましたが、コミックフラッパーの感想です。今回で３話目になるわけですが、なんだか少し気になることが。果たしてそれは…？

『カバディ７』…今回はいきなり大会参加が決定したところから始まります。その大会は「東日本カバディ選手権大会」！カバディの競技人口が少ないため、地方予選などが無く、いきなり全国大会となったのです。
そう、玉鋼高校カバディ部地区予選突破！
これで廃部の心配も無し！
…とは問屋が卸さない。生徒会長・蜂矢がそんなこと許すはずもなく、北斗が蜂矢の挑発にノッてしまったため、廃部回避の条件は「東日本カバディ選手権大会優勝」となることに。

カバディの経験はほぼ皆無と言ってよい部員に対して、北斗は「キャント（カバディカバディっていうやつね）に魂を乗せて相手を委縮させて勝つ」という策を講じます。
そして大会当日、実際のカバディではさしてキャントに力を入れていないという事実に驚愕しつつも初試合開始…となるはずだったのですが…というお話。

さて、私が気になること、それは「展開早すぎねぇ？！」ってことです。

前回、部員の志村にスポット当てつつカバディの基本ルールの紹介といった話だったのですが、今回は部員の誰かにスポットを当てることなく、しかももう大会。
スポーツもので、ストーリーものであるマンガで、３話にして大会ってのは大分少ないんじゃないでしょうか。月刊だとこれくらいのペースじゃないとダメなんでしょうか。

それにしたって大会はまだ先まで延ばしておいて、１話につき部員２人くらいずつスポット当てながら話を作ってもよいと思いますが。部員にスポットが当たらないおかげで、仁藤が何故かたくなに長袖を着続けるのかもさっぱりの状態です。その代りやたら権田原が目立ってます。小野寺先生気に入ってるんでしょうかね。
そう考えると、今回は権田原にスポットを当てたと言えなくもないですね。でも前回も目立ってたからなぁ。

なんだかこのペースで進めていくと『メビウスジャンパー』と同じ３巻くらいで終わってしまいそうで心配です。なにか展開を早くしなければいけない理由があるのか、それとも廃部だなんだの騒ぎは単なる序章でしかないのか…。う～ん、目が離せない。

『虚数霊』…ありゃ、次回最終回？！
折角緇衣の正体がレナそっくりの人物・リナであることが分かったところなのに…。ううん、ちょっと地味すぎたのでしょうか。むらかわ先生としては過去他誌に掲載されていた分を補完して、描くもの全部描けたって状態になったのでしょうか。残念ではありますが、「新連載」ってなってくれれば良いですねぇ。

今回一緒に買ったマンガ

『誰も寝てはならぬ』１４巻。
いつだったか忘れましたが、モーニング誌上で初めて読んでそのまま気に入り、前作の『大阪豆ゴハン』まで全巻そろえました。オススメ。

読むたびにヤーマダ君のような人間になりたいと思います。
実際のところは、まぁ、マキオちゃんですね。はい。