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66acb53f.jpgということで続けて小野寺先生の単行本、『スピぱら3巻』、『メビウスジャンパー1巻』、『キミとボクとのインフィニティ』の3冊です。

『スピぱら』、『メビジャン』についてはこれまで雑誌で連載されているものに触れてきたので、今回は『∞』メインで。

それにしてもこの『∞』、なんとも略しづらい。書くときはともかく、人に伝えるときにフルで言わなければなりません。

『キミボク』……なんかどこぞのゲームみたいだ。分かりづらいし。
『∞』……読み方が分からん。『無限大』?『インフィニティ』だとSFマンガみたいだし。

…ま、いいか。

6f84e785.jpgちなみにこれがとらのあなのペーパー。
馬と豚が可哀そう…。

さて、『∞』(書くときはこれが一番ですね)。全体として良作でした。
主人公の南雲三成も兄の南雲鏡二とは違い、ヘタれることなくイイ男でした。やってることはあまり変わらないんだけどなぁ…。他のめがね女性に惹かれるときがあっても、基本瞳一筋だからかもしれません。「ボクの五臓六腑を瞳に移植してくれー!!」「その時は瞳が老眼鏡をかけるまで待っててやる」等々カッコイイこと言ってくれます。いつか私も言ってみたいセリフですね。
代わりにダメ男部分は高柳先輩が一身に引き受けました。『ヤマモト』に登場するキャラ達にも引けをとりません。こいつはダメだ(イイ意味で)。

ヒロインの二ノ宮瞳もイイ娘です。彼女がいるから三成もイイ男でいられるってのもありますね。まぁ、私は佐々木沙樹の方が好みですが(見た目は某魔法騎士の青い娘に似てます)。めがねっ娘萌えでもないので。

ギャグもめがね分多めとは言え、よく出来てて単行本一冊で終わってしまったのがもったいないです。雑誌の色に合わなかったのかなとも思いましたが、あとがきを読むともともと単行本一冊分の内容にする予定だったようです。でも他の2冊に比べて薄い…。
この二人(できれば沙樹も)がまたどこかで登場できると良いですね。犬一郎&猫美以来の小野寺マンガバカップルとして。
あ、トモとアツオもいたか。

さて、今回の単行本3冊カバーをはずして並べると一枚のイラストになります。各作品のメインキャラが勢揃いしたもので、あとがきでは「南雲兄弟の夢の共演」と言われています。

…次男(鏡二)がいねぇ…。

いや、ま、今回の作品たちには関係ないから当たり前ですが、ね。
…でもこの件はネタとして使わせていただきます。
というか南雲三兄弟がそろったマンガが読みてぇー!!

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