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先日5日はコミックフラッパー10月号の発売日でした。
サンデーGXの方はどこの書店でも割と見つけることができるのですが、フラッパーの方は発売日当日から数日以内に購入しておかないと買い逃す可能性があるんですよね。田舎だ…ってのもあるんでしょうが(先月号は何軒かはしごした)。
さて感想なんですが、フラッパーはGXほど自分が読むマンガがありません。なのでフラッパーの感想と言うより『メビウスジャンパー』の感想ですね。てことで、単行本を待つ方は以下ネタばれ注意です。
第2話は前回のラストからの引き、1285年のイタリアで異端者狩りの貴族と私兵に追われるところからスタート。眼鏡が悪魔の道具である理由も明かされます(宗教的理由によるもの)。こういう箇所はなかなか為になるというか、きちんと調べているなぁ、と。
追われる南雲と硝子が逃げ込んだ先は教会、そこで偶然にも今回探していた眼鏡の発明者の懺悔を聞くことに。彼(本職は修道士)が眼鏡を開発したきっかけは、あるシスターの助言によるもの。元はルーペのように用いていたレンズを、目の前にもってくるシスターの姿に彼はいたく感動(この男もめがね萌えだったという…)し、両眼用の眼鏡(まだ「つる」は無い)を開発したのでした。
これで再びめがねっ娘から発せられるえもいわれぬ輝きを見ることができる…と彼が思ったのも束の間。当時のレンズは老眼用のもので、若いシスターは当然視力良好。結局めがねっ娘を拝むこともできず、彼はそのめがねっ娘を求めるその感情を悪しきものと考え、懺悔しにきた…という顛末。
それに対し南雲は「萌え」を熱く定義する。『「聖」と「性」、心の混沌(カオス)の中で永遠に光り輝く甘酸っぱい煌めきなり!!』と。
…かっこつけて言ってますが、なんかとんでもないこと言ってるような…。
最後は世界初の眼鏡を使って、上手いこと貴族(彼も潜在的なめがねっ娘好きだった)をK.Oし、この時代の探索を終了。久々に小野寺先生の下ネタ(『団長ちゃん』で描かれたような)が披露されました。
しかしあれですね、ご本人は全然そんな方には見えないのに…。本性はいったいどんな人なんでしょうか。
さて、第1話と第2話を読んで気づいたのですが、意図的に構成を定型的にしているようです。つまり、一回の流れを同じにしているわけですね。その流れを書き出すと、
1.過去の世界に飛び、眼鏡の歴史に関わる人物(「∞」形の痣をもつ)に出会う。
2.南雲が表彰する。そして、相手が「萌え」という感情を知る。
3.硝子、眼鏡姿を披露(偽物だが)。南雲等、盛大に反応。
4.登場人物とは関係の無い(しかし眼鏡ネタを絡ませてある)実在する歴史的人物や事実を紹介。
5.おまけでパロディ。今回はマクロスネタ(「デカルチャー」、「キラッ☆」)。
といった感じ。
「一つのネタ(事象)を中心にキャラを動かして、その回でオチをつける」という手法は、小野寺先生のマンガの大部分に用いられている描き方です。ストーリー性が強いマンガ(『義経ちゃん』等)においても、基本はこのスタイルでやってきています。
このスタイルの長所は「思いついたネタを作品全体のストーリーの流れを気にせず使えること」、です。ギャグマンガを描くならこのスタイルが一番やりやすいでしょう(というか、自分にはそれ以外の形式が思いつきません…)。
短所は「ネタが尽きやすい」、この一点でしょう。その回で全部落とすので、当然引き延ばしがあまりできません。長~いストーリーのマンガであれば、進行のテンポを遅らせることもできますが、それができないわけです(週刊だから、月刊だから、というのもあるかも)。
加えて『メビジャン』は「眼鏡の歴史」ネタを中心としていますので、益々ネタが尽きやすそうですね…。歴史ネタが尽きた後はどのように展開していくか、歴史以外のネタをどうもってくるか…まだ先のことでしょうが、上手いやり方を期待しています。
他にフラッパーで気になっている連載は『スコペロ』。スペースコロニーを舞台にしたSF作品です。なのに『スペコロ』ではなく『スコペロ』なんですね。なにか意味があるのでしょうか。
絵の描き方は小野寺先生と違い、ザクザクッとした描き方(何度も線を重ねる)。まだ2回しか読んでませんが、好きな雰囲気です。無重力とかカプセルボールとか、自分の体が若いうちに経験したいですね。宇宙に出られるようになるのはいつのことでしょうか…(ちなみにこの作品の時代は2050年。俺60歳越えちゃうわ)。
←メインキャラの二条院サキ(主人公…は先生のほうだよなぁ?)。自分の絵になってますので、原作の絵を知りたい方はフラッパーで(単行本はまだ無いようです)。
そういえば、今月号はやたら女の子の裸が多かったような気がするんですが…テコ入れ?
サンデーGXの方はどこの書店でも割と見つけることができるのですが、フラッパーの方は発売日当日から数日以内に購入しておかないと買い逃す可能性があるんですよね。田舎だ…ってのもあるんでしょうが(先月号は何軒かはしごした)。
さて感想なんですが、フラッパーはGXほど自分が読むマンガがありません。なのでフラッパーの感想と言うより『メビウスジャンパー』の感想ですね。てことで、単行本を待つ方は以下ネタばれ注意です。
第2話は前回のラストからの引き、1285年のイタリアで異端者狩りの貴族と私兵に追われるところからスタート。眼鏡が悪魔の道具である理由も明かされます(宗教的理由によるもの)。こういう箇所はなかなか為になるというか、きちんと調べているなぁ、と。
追われる南雲と硝子が逃げ込んだ先は教会、そこで偶然にも今回探していた眼鏡の発明者の懺悔を聞くことに。彼(本職は修道士)が眼鏡を開発したきっかけは、あるシスターの助言によるもの。元はルーペのように用いていたレンズを、目の前にもってくるシスターの姿に彼はいたく感動(この男もめがね萌えだったという…)し、両眼用の眼鏡(まだ「つる」は無い)を開発したのでした。
これで再びめがねっ娘から発せられるえもいわれぬ輝きを見ることができる…と彼が思ったのも束の間。当時のレンズは老眼用のもので、若いシスターは当然視力良好。結局めがねっ娘を拝むこともできず、彼はそのめがねっ娘を求めるその感情を悪しきものと考え、懺悔しにきた…という顛末。
それに対し南雲は「萌え」を熱く定義する。『「聖」と「性」、心の混沌(カオス)の中で永遠に光り輝く甘酸っぱい煌めきなり!!』と。
…かっこつけて言ってますが、なんかとんでもないこと言ってるような…。
最後は世界初の眼鏡を使って、上手いこと貴族(彼も潜在的なめがねっ娘好きだった)をK.Oし、この時代の探索を終了。久々に小野寺先生の下ネタ(『団長ちゃん』で描かれたような)が披露されました。
しかしあれですね、ご本人は全然そんな方には見えないのに…。本性はいったいどんな人なんでしょうか。
さて、第1話と第2話を読んで気づいたのですが、意図的に構成を定型的にしているようです。つまり、一回の流れを同じにしているわけですね。その流れを書き出すと、
1.過去の世界に飛び、眼鏡の歴史に関わる人物(「∞」形の痣をもつ)に出会う。
2.南雲が表彰する。そして、相手が「萌え」という感情を知る。
3.硝子、眼鏡姿を披露(偽物だが)。南雲等、盛大に反応。
4.登場人物とは関係の無い(しかし眼鏡ネタを絡ませてある)実在する歴史的人物や事実を紹介。
5.おまけでパロディ。今回はマクロスネタ(「デカルチャー」、「キラッ☆」)。
といった感じ。
「一つのネタ(事象)を中心にキャラを動かして、その回でオチをつける」という手法は、小野寺先生のマンガの大部分に用いられている描き方です。ストーリー性が強いマンガ(『義経ちゃん』等)においても、基本はこのスタイルでやってきています。
このスタイルの長所は「思いついたネタを作品全体のストーリーの流れを気にせず使えること」、です。ギャグマンガを描くならこのスタイルが一番やりやすいでしょう(というか、自分にはそれ以外の形式が思いつきません…)。
短所は「ネタが尽きやすい」、この一点でしょう。その回で全部落とすので、当然引き延ばしがあまりできません。長~いストーリーのマンガであれば、進行のテンポを遅らせることもできますが、それができないわけです(週刊だから、月刊だから、というのもあるかも)。
加えて『メビジャン』は「眼鏡の歴史」ネタを中心としていますので、益々ネタが尽きやすそうですね…。歴史ネタが尽きた後はどのように展開していくか、歴史以外のネタをどうもってくるか…まだ先のことでしょうが、上手いやり方を期待しています。
他にフラッパーで気になっている連載は『スコペロ』。スペースコロニーを舞台にしたSF作品です。なのに『スペコロ』ではなく『スコペロ』なんですね。なにか意味があるのでしょうか。
絵の描き方は小野寺先生と違い、ザクザクッとした描き方(何度も線を重ねる)。まだ2回しか読んでませんが、好きな雰囲気です。無重力とかカプセルボールとか、自分の体が若いうちに経験したいですね。宇宙に出られるようになるのはいつのことでしょうか…(ちなみにこの作品の時代は2050年。俺60歳越えちゃうわ)。
←メインキャラの二条院サキ(主人公…は先生のほうだよなぁ?)。自分の絵になってますので、原作の絵を知りたい方はフラッパーで(単行本はまだ無いようです)。
そういえば、今月号はやたら女の子の裸が多かったような気がするんですが…テコ入れ?
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フィウス
性別:
男性
趣味:
仕事中の妄想(ネタ作り)
自己紹介:
小野寺浩二先生の作品で同人活動をしている極少数派。あとはオリジナルとか。
好きな作品:妄想戦士ヤマモト、ジョジョ、吼えペン。ゲームならスパロボやアトラス作品。
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