今月のコミックフラッパー(5月号)感想

なんかあっという間にひと月が経過してしまったように感じます。
この調子じゃすぐに夏コミになっちゃいますねぇ。
私はペース遅いので、ぼちぼち原稿に取り掛からないと…。

さて、今月のフラッパー。表紙は『ダンスインザヴァンパイアバンド』です。
今号には同作品のドラマCDがついております。
この作品はパラッと目を通すくらいですが、この作者の名前を聞くとスパロボのアンソロ思い出します。絵、ちょっと苦手でした。

※以下、単行本派の方注意

『メビウスジャンパー』…今回は少し時間を戻って、1508年のイタリアはミラノ。今回はあの大天才「レオナルド・ダ・ヴィンチ」が登場！…小野寺マンガにダ・ヴィンチが登場する日が来るとは思わなかったなぁ。
このダ・ヴィンチ、この時代に眼球の屈折の欠陥と矯正方法を記述しています。これが後にコンタクトレンズ発明のための基礎となります。つまり、南雲博士にとって怨敵と言える存在。この時代に来た理由も、ダ・ヴィンチを抹殺するためでした。さすがにそこは硝子に諭され（前回から引き続き「眼鏡はずしますよ」に屈伏。三成も同じことをされてましたね）、代わりにダ・ヴィンチにめがねっ娘の素晴らしさを説くことに。

当のダ・ヴィンチ、その造形はこれまで登場してきたどのジジィキャラよりも「強そう」。その物腰も含めてかなりの大人物です。南雲博士の繰り出す理論＆めがねっ娘ラヴストーリー（寸劇）もまったく効果なし。
…と、このままならばなんてことない話。ところが、この小野寺版ダ・ヴィンチはガチムチでした。究極の美とはすなわち、肉体美である、と全裸にてアピール。決して男色と言うわけではなく、ただ、肉体美。実際に男色の罪を犯したとして告発されたそうですが。
ここからはひたすらダ・ヴィンチの裸体＋珍兵器の数々。小野寺先生のこの手のネタは久しぶりですね。最近はめっきりクリーン（？）な感じなので。このキャラの強さ、再登場は十分あり得ます。

「今回の名言」…南雲「私が頭を下げるのは　めがねっ娘にＨなお願いをする時だけさ」
…男らしくもあり、らしくなくもあり。

『高杉さん家のおべんとう』…今回から新連載。姉弟のような関係だった叔母の娘（中学生）を預かることになったオーバードクター（博士号を持っていながら定職につけない人物。ぶっちゃけフリーターらしい）のお話。
こんな娘がお弁当を作ってくれるなら、きんぴらオンリーだったとしても俺は一向に構わん。ポニテだし。

『スコペロ』…今回はカプセルボールを中心にベクトルのお話。キャラや物体の動線にもそれを意識した矢印が描かれています。ライバル系キャラ（分かりやすいくらいのライバルキャラ）も登場して、ようやっとカプセルボール方面の話が進みました。…一応カプセルボールはこのマンガの中心になる…のかな？

さて…今回は特に言うことは無いですね。え～〆切までに原稿あがるように致します。
まずは…年賀状出すか（本気）。