今月のコミックフラッパー(7月号)感想

ご無沙汰でございます。
実は最近不安に感じていることがあります。
それは、『メビウスジャンパー』の連載状況。

『スピぱら』が次回最終回になるのは前回触れたとおりですが、もしかしたら『メビウスジャンパー』も終わりが近いんじゃないの…？と。
先月号の感想の際には漠然とした不安だったのですが、今月号を読んだら「もしかしたらあと２回くらいかも…」と感じてしまいました。

何故…？というところに触れていこうかと思います。

※以下、単行本派の方注意

『メビウスジャンパー』…今回の舞台は1717年のイギリス。ついにつる付き眼鏡の登場！ようやっと現在の形に近くなりました。そしてさらに続けて1752年に移動、今度は耳の後ろまでつるがある眼鏡が発明されました（1717年時点では、こめかみまででした）。南雲博士は両眼鏡の開発者と乱痴気騒ぎをしたあげく、この旅の最後の大仕事という「コンタクトレンズの発明者の暗殺」を遂行しようとします。そこから復讐に燃えるダ・ヴィンチVS南雲博士＆ロジャー・ベーコン（しかもロボバトル）になだれ込んで次回へ続く…という展開です。

どうです？つめこんでるでしょ？！

つる付き眼鏡の開発者が登場したっていうのに、ほとんどページが割かれていません（彼ら二人が生没年不詳だからってのもあるんでしょうが）。登場して、「∞のアザ」だして、騒いで、終わりです。
あと、小野寺先生の作品によくあることなんですが、終りが近くなると、これまで登場したキャラがバンバン出て大団円ENDを迎えます。単行本を見返してみてください。大概これです。
今はまだ、ダ・ヴィンチやロジャーのみですが…ジャンヌ再登場も十分あり得ますよ。
例えば…今回のバトルで南雲博士が頭を打って、記憶が飛んでしまい、めがねに対する想いが失われてしまうとか。それで硝子がタイムマシンでこれまで会った人物を連れてくる…てのはどうでしょう。無理すぎるかなぁ。いっそ南雲兄弟勢揃いとかやってほしいもんですね。

『12人の優しい殺し屋』…なんという殺し方…仕事人みたい。あ、あのやり方だからキャンサーなのか。ざらっと目を通すだけのつもりだったのに、あの殺し方のせいで書かずにはいられませんでした。

『虚数霊』…前回の話の続きは意外にも重い結末を迎えました。これは引き続き読んでいけそうです。サトルの姉との関係を考えると、ラストのページの地下に住む人たちの表情もなかなか複雑なものがあるなぁ…。

『高杉さん家のおべんとう』…この作品の登場人物は唐突になにかをすることが多いなぁ。そして先月に引き続き久留里が…。あれおかしいな、１話の時は気にならなかったのに。
もうちょっとあの鳴き声（いや、息を吐く音か）は控えめにしてほしいですね。

『スコペロ』…チームプレイをうっとうしがるサキ。…なんでカプセルボールやってんだろう…？ま、その辺の話の振りは最後の方にサキ自身からされるのですが。
サキが走り去る見開きは、良いシーンのはずなのになぜか笑ってしまいました。サキああいうの似合わないなぁ（悪く言うつもりではなく）。

そうそう、今日「例の通知」が届きました。
詳細は明日にでもこちらで報告いたします。