コミックマーケット76終了！

夏コミに参加された皆様、お疲れ様でした。
会場にて私の本を読んでor購入してくださった方々、誠にありがとうございます！

今回新たに描いた『小野寺祭Vol.2』（そう言えば「（仮）」をつけ忘れていたな）ですが、ネームや原稿を作成しているときは「これは絶対面白い！」などと思っていましたが、改めて冷静に読んでみると「…これ面白いの俺だけなんじゃね？」と不安を感じてしまいました。
「販促風マンガ」というコンセプトで描いたので、説明が足りない箇所が散見し、ページ数の都合上あとがきを書くスペースが無かったので、補足することもできず…。

ということで、熱が冷めない内に補足説明などをこの場でしてみようと思います。
…なんか自分のギャグのどこが面白いかを説明してるみたいだなぁ…。

◆表紙
今回の表紙は内容に沿ってスパロボのパッケージ風のイラストにしました。山本、ことり、マッドナー、ルナ、バーサス、静流、ゴールデンボンバー、ソラ、ロリータ番長、外道ハンターＵ（千堂優）の10名です。
静流がショートカットの理由や外道ハンターＸではなくＵの理由は後述。マッドナーがいるのは完全に私の趣味です。好きなんです、彼の言動が（ゲテモノ料理が好きなのではなく）。
会場ではゴールデンボンバーが割と好評でした。「ブツ」をぼかしたとはいえ、スタッフに成人向けの表記が必要だとか言われやしないかとびくびくしてましたよ、ええ。
彼のマンガを描くとしたら間違いなく成人向けだよなぁ…。

◆妄想戦士シオバナ
描いてて楽しい。「男はみんな～」のセリフのパロディを言わせたいがためのマンガです。山本が言った元ネタのセリフは私が『妄想戦士ヤマモト』で一番好きなセリフ。

◆第３次スーパーデラコー大戦Ω
●なんで第３次なの？
スパロボシリーズで描かれる、前大戦からの知り合いで、「今回もよろしく」的な絡みを妄想したかったから。第２次スパデラでは『ヤマモト』の妄想刑務所編までや『団長ちゃん』の二年生時、『義経ちゃん』がメイン。初代はゲームボーイの初代スパロボと同様に後に続くようなストーリーがある作品では無かったと設定。

●血涙王と妄想刑務所所員が一緒にいるっておかしくない？
原作を読んでる方ならご存知の通り、血涙王の正体は「あいつ」です。一緒にいるのはおかしいです。
ですが、チュートリアル的な意味合いを持つ第１話で敵ユニットが一人（しかもボスクラス）ってのはいけません（聖乙女ルートは原作準拠で一人ですが…）。原作で松下は血涙王をフェチ撲滅工作員の一員かと思いかけてましたし、上手いこと引き込んだということで。

●高校の設定は？
バーサスやうららは正確には「巌流島高校」の生徒です。それじゃ本編の展開ができないので、『ヤマモト』の「梁山泊高校」に変更。うららの制服も梁山泊の物にしています。
「平泉女学院」と「聖乙女学園」の関係は完全に妄想。寮を使用するのは純粋に聖乙女学園の生徒のみ。静流たちは通い。

●静流がショートカット？
前述した通り、第２次時点で『義経ちゃん』のストーリーは終了しているので、原作最終話で描かれた半年後の静流の姿になっています。「体を動かす習慣」や「弁慶の竹刀」は完全に私の妄想の産物（原作の描写から膨らませた）です。小野寺先生の原作とは一切関係ありません。
同様に『外道ハンターＸ』のストーリーも終了している設定なので、原作未登場（ただし設定はある）の外道ハンターＵが主役格に。
余談ですが、今回のマンガでは静流が一番うまく描けたと思いました（下書き状態とは言え）。

●「乙女返し」って何さ？
完全に妄想。「平泉女学院」の伝統「３年生のみに許されたごきげんよう」に聖乙女学園らしい名前をつけただけ。
「乙女たるもの礼には礼で返すべし」…なんてね。

◆裏表紙
歌詞は『スパロボOGs』のOPテーマ「Rocks」を改変。この歌詞自体を作ったのはかなり前です。元ネタの「異次元の断崖で」の部分が「二次元の断崖で」としか聞こえなかったところから妄想を発展させました。『スパデラ』のテーマと言うよりは、『ヤマモト』のテーマですね。
原曲に合わせて歌えるようになってる…はず。
歌っているのはJAMProjectをパロった「SHAMProject（シャムプロジェクト）」。Shamの意味は…。
あとは、表紙で隠れている部分が見えるように各キャラを再配置。

以上、まとまりのない文章で解説をしてみました。
少しは分かりやすくなったでしょうか？
あとはどなたかが作ってくれるのを待つだけです。