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暴言ですが、今のGX本誌を買ってる人ってどれくらいいるんでしょうね?3週連続短期集中連載の最終回となりますサンデーGX4月号『俺たちのミライ』。
ミライと共に生きるためにホームレスとしての生活を選択したキーチ。最終話を前にしていきなりホームレスマンガになるのかと思いきや…。デラコー流青春グラフィティ(今月号の柱より)はどのような結末を迎えるのか?


最終話「そしてミライへ」!

※以下、ネタバレ注意

 

前回から1日経ちまして、ミライとの誰にも邪魔されない生活のために未来の元へ教えを請いに行くキーチ。
しかし未来のブルーシートハウスがあった場所はもぬけの空になっていました。通りすがりの老人によると、彼女は親に連れ戻されたとのこと。しかも高級車で。
実はホームレスでもなんでもなく、ただの金持ちの道楽に過ぎなかったのだと愕然とする3人。しかもハウスが撤去されたためにラブドールのミライまでもいなくなってしまいました。
「ミライちゃんを殺してしまった!!」と絶望するキーチは半年経ってもなお、落ち込んだままでした。ミライと未来がいた橋も補強工事が入り、思い出の場所が消されていくと憤る彼の元に現れたのは…というお話。


総評すると徹頭徹尾良い話でした。
未来も単なる道楽というわけでなく、実際にホームレスだったのは事実で、前回話に上った母親が再婚した相手がお金持ちだったというお話。自由に生きることに固執する未来も母親の土下座には敵わなかったようです。
しかし「ラブドール」というギミックはあまり活きなかったように思いました。第1話のつかみとして「中学生がラブドールに恋をする」という意外性を演出するくらいでしょうか。
2話以降は結局人間の未来の方にスポットが当たるわけで、以降ミライは端役に過ぎなかったかな、と。ヒロインなんですけど。

そういえば第1話の感想で、「ミライが生命を持ったら?」なんて書きましたが、そのネタ既に『魔法使い30』でやってましたね。すっかり忘れてました。
そう、『魔法使い30』のラブドール回くらいラブドール中心で話が展開すれば、ラブドールである必然性もあったと感じるのですが。

…ここまでで何回ラブドールって言ったんだオレ…?

キャラクターに触れると、『カバディ7』でめがねっ娘ばかり登場させているせいか、本作ではめがねに一切触れなかったのは個人的に好印象でした。下手するとラブドールにめがねかけさせかねんとも思ってました。

3話全て読み切ったうえで、やはり小野寺浩二らしさはほぼ無かったなぁというところに帰結します。そのせいかこの作品に関する感想を余所で聞けないのがさびしい限り。

しかし、「漫画家・小野寺浩二」らしくは無い作品とは言え、「人間・小野寺浩二」の本質ってこんな感じなのではないかなと思います。別にめがね狂いを全て演じているとは思いませんが、ネタ・計算があっての言動だろうと。

…なんだか変な話になってますね。付き合いがあるわけでもないのに、人格に言及してどうするんだ?
とにかく、次回作は一時的なものでもいいから話題になる作品になってほしいなぁ。
というところで強引に〆。



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