今月のコミックフラッパー(6月号)感想

GWですね。皆さんはいかがお過ごしでしょうか？
私はというと、特に遠出する予定もなく専ら家におります。
天気のイイ日なんかは遠くまで車走らせるのもいいかなぁとは思いますが、
私の車ETCのっけてないんで高速の料金も変わらないし、目的もなく運転してると、「…他にやることあんじゃねーの？」とか考えてしまいます。
運転嫌いじゃないんだけどなぁ…。

ともかく、連休はやること（特に原稿を描くこと）をしっかりと考えて消化いたします。

…もう３日も過ぎてるじゃねーかッ？！

ということで、毎度お馴染みフラッパーの感想でございます。
※以下、単行本派の方注意

『メビウスジャンパー』…今回は少し趣向が変わって、顕微鏡のお話。これまた変わり者のおっさん、アントニー・ファン・レーウェンフック（＆天然系で父想いのめがねっ娘マリア）が登場します。話は歯垢内の微生物から始まり、果ては精子まで。
ちょくちょくギャグ（いわゆる「天丼」アリ）を入れてますが、いたって真面目な展開。良い配分です。アントニーのミクロの世界にかける想い、きっぱりと「（自分の研究は金にならないけれど続けているのは）面白いからだ！！」と言ってのける姿はカッコイイです。ラストのコマもイイ…！この父娘は一回で終わらせるのはもったいないですね。
余談ですが、マリアの自己紹介「娘兼助手の」ってなんか可笑しいなw

『１２人の優しい殺し屋』…春の新連載第２弾ということで、今月号からスタートしました。個人的に好きな設定である「マンガ家もの」ではあるのですが、女性向けなんですかね（主人公もBL作家だし）。どうやら私は「マンガ家もの」でも「熱血要素」がないとダメなようです。というか、この作品は「主人公がマンガ家である」ってだけか。普通に読みました。

『虚数霊』…こちらも同様、今月からスタート。こちらの方が私は好きです。あんな雰囲気の荒廃した街をいかにもSFな飛行機で飛び回ってみたいもんです。…後姿がカエルに見えるあのスーツ着るのは勇気要りそうですが（イヤ、あれ形状的にも女性用か）。描き込みがしっかりしてるのも良し。

『高杉さん家のおべんとう』…今回は高杉が思い出のハンバーグを作成。ハンバーグ、イイですよね。さして作るのも難しくないし、美味いし。私のハンバーグは下味は特につけず（塩コショウくらい）、ソースに中農ソースとケチャップを適当に混ぜたものを使用します。ま、それはどうでもいいか。
マンガ自体の方は…久留里が可愛らしく描かれているってのは良いんですが、少し「可愛い描写」を押しすぎかな、と。ま、それを狙ったマンガ（狙いのひとつ、ということで）だとは思うんですが、やり過ぎると食傷＆あざとさが…。穿った見方しすぎでしょうかね？作者本人としては心外かもしれません。

『スコペロ』…ウォーカーギャリアの上の部分みたいな乗りモンもいいなぁ…。
今回からカプセルボールのインターハイが始まりました。カプセルボールのシーンが増えるでしょうから、それをどこまで面白く描けるかですね。今回もベクトル線は残ってます。
前回登場した坂上ノイラは天才ハスラー。ビリヤードに見立ててボールを反射させ、正確なシュートを行います。…俺はてっきりデビルマンにも見えるあの鋭角的な髪を使って敵陣に突っ込んでいくもんだと…。

さて小野寺先生のサイト、るるる堂のトップの月一更新がされたわけですが、そこには「メビウスジャンパー、もう少し続きます」の文字が。え、少しだけなんですか？先月言ってた今年終わるお仕事ってコレ…？
フラッパーが新連載ラッシュの攻勢を見せているので、少し心配です。