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今月はなんと、その場にて新連載の発表が!
その名も『超時空眼鏡史 メビウスジャンパー』!!
まためがねかッ!!!
…そう、めがねなんです。南雲三兄弟の長兄が登場するようで(ちなみに『ヤマモト』の鏡二が二男、『∞』の三成が三男)、お得意の熱血馬鹿のギャグ漫画になりそうです。
掲載誌はコミックフラッパー、9月号(8月発売)よりスタートです。
雑誌二冊買うようになるのは初めてかも…。みなさんもよろしく!
さて、取り急ぎ言っておきたいことは言いました。こっからタイトルの話です。
ま、つまり小野寺マンガを真面目に考えてみましょうかね、ということです。
何回かに分けて、自分の中でも整理をつけるために文章にしていこうと思います。
つまらない文章にならないように心掛けますが…読んでやってもイイかなと思ったら読んでください。
では…まずは『小野寺マンガを構成する要素』です。
ん~カタイなぁ。もっとマイケルの…いや言うまい。
小野寺マンガを構成する要素
小野寺浩二のマンガというと浮かび上がるのが、まずは「熱血」です。
自身が尊敬する漫画家として島本和彦を挙げている通り、
その作風は近いものがあります。
不必要に叫ぶ。集中線を多用する。漢泣きをする。うん、熱いです。
小野寺マンガのほぼ全てにこれがあります。
続いて「萌え」。これは代表作である『妄想戦士ヤマモト』の印象でしょうか。
決して小野寺マンガのキャラに萌えるというわけではなく、「萌え」をテーマとして持ってくる、ということです。サンデーGX上で二度、『燃えよペン』のパロディである『萌えよペン』を掲載したこともありました(ちなみにGXの同人誌でもやってるので計3回)。
小野寺マンガのキャラに「萌え」が無いのか、というとそうではないのですが、これについては後述します。
三つ目が「めがね」。「眼鏡」でも「メガネ」でもなく、「めがね」なのです。小野寺マンガのなかでは一貫してこの表記が使われています(たま~に写植の指示ミスか、漢字の時がありますが…)。
ひらがなにある丸みがめがねの形状に合うってことではないかと。
そして最後。上の三つほど目立つわけではないですが、確かに存在している、
それが「お笑い」です。「ギャグ」ではありません。
ともすると、小野寺先生が一番描きたい要素なんじゃないかなと思うときがあります。
まぁ、それでも目立つのはめがねなんですが…ね。
私が小野寺マンガの中にある「お笑い」を意識したのは、『それいけ!!ぼくらの団長ちゃん』の4巻第46話です。アツオを観察する、あの話です。その話にあるセリフ回しに「お笑い」という要素を見出しました。どこかというと…というところで長くなるので次回に続く。
…なんという引きだッ!
現在夏コミの原稿を作成してます。ネーム8ページ目です。
突然ですが俺はマンガを描く工程で、ネームと下描きという作業が嫌い(苦手)です。
ネームは構成やら構図やらを考えるのにとても悩み、下描きでは小心者なのでカッチリ描きこまないとペン入れができないので時間がかかる(ほぼ同じ絵を二度描くことになる)からです。
逆に好きなのは集中線などの効果線を描く作業ですね。集中線描くとテンション上がります。
で、何が言いたいかといいますと、ネーム工程はストレス溜まります。「マンガを描いて溜まるストレスは、マンガを描いて発散しろ」とコミックマスターJは言っておりました。なので関係ない絵を描きました。
↓前回描いたスパロボ+デラコー作品の二枚目。
今回はアリッサです。頭身はヴァルシオーネを参考にしてみたんですが、なかなかバランスが難しい。
ですが好きなように描く絵は楽しいですね。やっぱり。
さて…ネームを描くか!
本日の作業中BGM…超人機メタルダー『君の青春は輝いているか』
子供のころ好きだったメタルダー。歌詞の意味は分からなかったけど、子供心にカッコイイと思ったなぁ。
『UFOおねぇさん』は、『義経ちゃん剣風帖』にて時空を越えた王道ラブコメを描いた小野寺先生が、『義経ちゃん』とは違う形でラブコメを描いた作品です。
主人公であるリク(中学1年)は小野寺作品に登場する男キャラにしては珍しく少しヒネた性格をしています。ヤマモトたちがある意味純粋であるのに対して、リクは結構辛辣なセリフ(罵声ではなく、刺さる言葉)を吐きます。中学生の年代の斜に構えた感じ(大人ぶった、というか)をもったキャラです。もっと長く連載が続いていれば、成長していくところが丁寧に描かれたのでしょう。
対するヒロインのソラ(宇宙人)は天真爛漫、ストレートにリクに想いをぶつけます。そのストレートさはリクをして、「ズルイ」と言わしめます。
地球人と宇宙人、さらにソラのある過去による身体の脆弱性、地球で問題を引き起こす宇宙人とのバトル等々、一筋縄ではいかない小野寺節のラブコメ作品です。
中々面白い展開をみせそうな作品だったのですが…スパイスとして加えられた「宇宙人」という要素が、あまりにも作者の趣味全開で読者をボーゼンとさせてしまったように思われます。巫女服(正確には白拍子、義経ちゃんこと静流の衣装)に…まぁ言ってしまえば萌える人はいるでしょうが、さすがにグレイ(もう、まんまグレイ)に変身する美少女に萌える人は、やっぱりマイノリティでしょう。
残念ながら、1巻分で打ち切りとなってしまい、ラストは大人数による大団円へのなだれ込みENDとなりました。この終わらせ方、『聖乙女』でも使われました。小野寺先生の作品にはこの展開が多い気がします。『外道校長』も、『ヤマモト』もこのタイプですかね。少しでもキャラを拾ってやりたいのでしょう。
小野寺先生自身、この作品に対する心残りはあるようで、自身のサイトにて、もっと各キャラの話を描きたかったと書いておりました。
一つどうでしょう、同人誌で描くというのは…?
←いつかやってみたいデラコー作品によるスパロボ、略して『スパデラ』。
こういうの動かせる人、尊敬します。どうやってんだろ?
先日サンクリの原稿を印刷所に郵送しました。
表紙・裏表紙の方に時間を割きすぎて、本文の方の手直しはあまりできませんでしたが…
ともかく完成です。
これからはぼちぼち好きなように絵を描きながら、夏コミ用の原稿に取り掛かっていきます。
もちろん小野寺作品で。構想はできているので、これからネームですね。
やはり大学時代のように時間を大量に使うことができないってのが辛いトコです…。
話は変わりますが、最近小学館で原稿紛失した(ガッシュのやつ)って事件が話題になってますね。
「怒っても…しょうがねぇだろう…!!」と、島本先生のマンガの中でも言われて(ブチギレ状態で)いました…が、怒って当然ですよ。
んで、何が言いたいかというと、小学館結構ピンチ、と。当然潰れることはないでしょうが、メジャーじゃない雑誌はあおりを受けるかも。サンデーGX…小野寺先生の雑誌クラッシュ(超失礼)がまた炸裂か…?!
いや、ホント他はどうでも良いのでGXには残っていてもらいたいなぁ…。
前回描いた『妄想戦士シオバナ』の続きは現在作成中。
ということで今回は小野寺作品の布教をしようかと思います。
小野寺先生の代表作といえば『妄想戦士ヤマモト』なわけですが、現在は連載が終了しています。初めに紹介するのは連載中の作品の方が良いでしょう。今回は、
『スピリチュアルぱらだいす』
連載誌は小学館『サンデーGX』です。
今までもっぱらヤングキング系だったので、GXで連載と知った時は驚いたものです。
ストーリーは霊感がある主人公・玉置忍と、心霊現象大好きだけど霊感0のヒロイン美月ルナのラブコメ(ラブの割合は途方も無く少ないが)…のはず。主人公とは言っても玉置はツッコミ役なので、割と脇にいきがち。ネタ部分しか見たことがないので詳しくは知りませんが、『ハルヒ』みたいな感じを連想してもらえると分かりやすいかも。…というか、雰囲気を見てるとうっすらと『ハルヒ』みたいな…。
布教活動をするのだから良いところを挙げていきたいところなんですが…小野寺作品の中では平均点は高いけど勢いが不足しているような感じがします。なんというか丸くなった感が(キャラの造形もマンガ自体も)。『聖乙女学園血風録』に比べると熱血も不足してます。
ん~…布教できてません…ね。十分面白いマンガなんですが、小野寺作品が好きであるが故に物足りない。もう一度男が主役の熱血バカな作品を描いて欲しいなぁ…。
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好きな作品:妄想戦士ヤマモト、ジョジョ、吼えペン。ゲームならスパロボやアトラス作品。